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躍動感とコーラスが復活!「Star Wars: The Last Jedi」soundtrackレビュー&解説

「フォースの覚醒」(以下:EP7)の続編である「スター・ウォーズ エピソード8: 最後のジェダイ」(以下:EP8)が遂に公開されました。今作はファンの間でも賛否両論となっている作品であり、過去7作とはかなり異色な雰囲気を出していました。私自身もこの作品を受け入れるのになかなか時間がかかりましたが、時間が空くと観たくなる作品であり、今では好きな作品となっています。

そんなEP8のサントラですが、再びジョン・ウィリアムズが担当しています。
EP7の時も「耳に残りづらい」等と言われていましたが、過去とは曲のスタイルを変えており、緻密にテーマ結び付けていく曲構成が個人的には大好きだったりします。
そんなスタイルが引き継がれた今作のサントラも、一曲ずつレビューしていきたいと思います。

※曲名の和訳は私が勝手に考えたものです。



1、Main Title and Escape (メインタイトル・脱出) John Williams
オープニングクロールとディカー戦の場面の曲(ファーストオーダー・ドレッドノート<フルミナトリックス>が破壊される場面まで)(一部異なる部分あり)。

毎回1曲目は長めになるのが恒例(?)なウィリアムズのサントラですが、今回もディカー戦の主要な部分を丸々入れてくれるのが嬉しいです(笑)。

2年ぶりに聴くことが出来たスター・ウォーズ(以下:SW)お馴染みの「メインタイトル」ですが、出だしの音はEP7と変わりませんでした。旧三部作は出だしの音を一作毎に毎回変えてきていましたが、やはり続三部作も新三部作と同じく三部作で統一させるようです。個人的にチープな印象を受けてしまってあまり好きでは無いんですよね・・・。ただ、EP7のサントラで耐性が出来たおかげか、今回はそこまで気になりませんでした。

メインタイトル直後のカメラが下に降りる部分では、「新たなる希望」(以下:EP4)のメインタイトル直後と同じフレーズが流れます。ここを同じにしたのは、おそらくEP4以来久々に「帝国(ファースト・オーダー)が反乱軍(レジスタンス)を追う」展開となっているからであると思います。
また、今作(2017年)がEP4の40周年に当たり、その記念といった意味を込めて使用したのかもしれません。意識しすぎず丁度良いバランスで使ってくれたのが嬉しいですね。

ファースト・オーダーの艦隊が現れる場面では、「カイロ・レンのテーマ(ファースト・オーダーのテーマ)」が流れます。このテーマがファースト・オーダー全体を象徴するテーマとして使われたのは何気に初めてな気がしますね。
EP7でもハックスがスターキラー基地で演説する場面等ではうっすらと流れていましたが、どちらかというと「カイロ・レン」を表すテーマとして流れていた場面が多かった気がします。
まあ、「帝国のマーチ」が「帝国」そのものと「ダース・ヴェイダー」の両方を表す使い方をしていたウィリアムズですから、これは当然の流れと言えそうですね。
しかし「カイロ・レンのテーマ」も最初はなかなか耳に残らなかったものの、SWの印象的なテーマとしてしっかり使われ、印象的な役割を果たしているところを見ると、やはりジョン・ウィリアムズの凄さを感じさせられますね・・・。

ポー・ダメロンがドレッドノートを攻撃する場面では、前作から使用されていた「ポー・ダメロンのテーマ」が流れます。前作でも序盤の<ファイナライザー>からの脱出場面や中盤のタコダナ戦で流れていましたが、そこまで曲のアレンジはされていませんでした。今作では場面に合うようにテンポが早めにアレンジされています
最後のまとめでも触れようと思っていますが、こういったアレンジをしてくるのも今までのウィリアムズとはちょっと異なった感じで、驚きますね・・・。好きです。(個人的には前作のスターキラー基地のオシレーター破壊場面をこんな感じに「ポーのテーマ」を組み込んでほしかったと思っていました。)

レジスタンス・ボマーの艦隊が現れる場面では、「レジスタンスのマーチ」が流れます。こういった場面でビシッとキメてくれる使われ方が最高です。
正直EP7を観た時はアレンジが難しく、次作で使用するのはなかなか難しいのではないかと思っていましたが、こういった場面で使う方向にシフトしてきたのは驚きでした。戦闘開始の合図ともなっているような曲でカッコいいです。

BB-8が<ブラック・ワン>のキャノンの故障を直す場面(4:21~4:31)では、前作の”ファルコン・チェイス”場面でお馴染みの「チェイステーマ」が流れています。こういったちょっとした場面で前作を思い出させてくれるような曲を流してくれるのは嬉しいですね。

ペイジ・ティコがボタンを押し、レジスタンス・ボマーがドレッドノートにプロトン爆弾を落とす場面(6:15~6:40)では、「シスの復讐」(以下:EP3)でアナキンとオビ=ワンがムスタファーで闘う場面の曲である「英雄たちの戦い」に似た曲がフレーズの曲が流れます。意識したものなのかは微妙なところですが、たしかに「英雄たちの戦い」の一部分のメロディにかなり似ています。
このモチーフはアニメシリーズ「クローン・ウォーズ」でも流れ、アナキンの闇落ちやダークサイドを連想させるものとして使われていましたが、ここにきて曲名の「Battle Of The Heroes」”ヒーロー同士の闘い”ではなく、”ヒーローたちの戦い”と再解釈して使用しているとしたら熱いです。
この後にポーがレイアに対し、「英雄が生まれた」と言っていることからも、このメロディは意識しているような気がします。
”絶望”を象徴していたような曲が、時を経て”希望”を象徴するような曲に生まれ変わったような意味にとれることにグッときますね。「死の英雄」という苦々しさをも同時に表す意味でも使用してる気がしますが・・・。

またポーがドレッドノートを攻撃する場面の曲がEP3冒頭のコルサントの戦いを連想させる曲調だったりと、今回は前作と比べて躍動感のある曲が多くなっているのも嬉しいポイントです。
個人的にEP7はちょっとゆったりした曲が多めで残念に思っていたので、またこのようなスコアを聴くことが出来て嬉しいです。

ドレッドノートが破壊され、その爆破にレジスタンス・ボマーが巻き込まれる場面(6:55~6:58)で、「フォースのテーマ」が流れます。ここでフォースとあまり関係無い場面ながらもこのテーマが流れるのは、「フォースと共に」ということを曲で表しているように思います。「ローグ・ワン」でもこういった使われ方をされていましたが、今作のテーマからも、こういった「フォースのテーマ」の使われ方は自然ですね。
思えば、EP7でもフィンがポーを救う為に接触する場面で、「フォースのテーマ」が流れていました。こういった一見フォースと無縁そうな人々にもこのテーマが使われるのが、続三部作の描きたいテーマでもあるように感じられます。

ちなみに、サントラに収録されているバージョンは、本編と異なり、ドレットノートがディカーに向けてキャノンを発射する場面や、ポーがTIEファイターを撒きながらドレッドノートの砲座を破壊する場面レジスタンスの戦艦<ラダス>がハイパースペースへジャンプする場面等の曲が収録されていない短縮バージョンとなっています。

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ジマー成分100%のハイクオリティ・トラック!「Pirates of the Caribbean: Dead Men Tell No Tales」soundtrackレビュー&解説

今年の7月に、待望の「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズ5作目である「パイレーツ・オブ・カリビアン: 最後の海賊」が公開されました。
私はこの作品が昔から大好きで、思い入れの強い作品でした。(作品に関しては色々とツッコミポイントがあり、好きだけど残念・・・という感じだったのですが、ここで言うのは止めておきます(笑)。)

今回の音楽は、前作まで筆頭として動いていたハンス・ジマーが主軸から抜け、ジェフ・ザネリが担当することになりました。どうなるのか未知数であったものの、どうやらこの人は1作目からパイレーツシリーズに関わっている人のようで、見事なスコアを聴かせてくれました。今回はそのサントラのレビューをしていきたいと思います。



1、Dead Men Tell No Tales (死人に口なし) Geoff Zanelli
冒頭でヘンリーが父に会いに海に沈む場面の曲(灯台が映る場面まで)。

ロゴの部分に流れるのは、今作のキーアイテムの一つとなるものを表す「ガリレオの日記のテーマ」です。このテーマが中盤や終盤にかけて非常に美しく変化していきます。
ちなみにこのシリーズでディズニーのシンデレラ城のロゴからシリーズ特有の音楽が流れるのは前作「生命の泉」からなのですが、今回もそれに似た雰囲気を出してくれたのは嬉しい限りです。
2、3のような「星に願いを」で始まるよりも、一気にエンジンがかかる気がします。

ヘンリーが映る場面では、新たなテーマである「ポセイドンの槍のテーマ」が流れます。
このテーマですが、雰囲気やメロディが「デッドマンズ・チェスト」や「ワールド・エンド」で流れていた「ティア・ダルマ(カリプソ)のテーマ」、そして「呪われた海賊たち」で呪われた海賊らが水中を後進する場面の曲とかなり似ています。前者はおそらく、ポセイドンが海の神であるのと同じく、カリプソも海の女神であることを表し、後者はポセイドンの槍が呪われた人々をも救うことが出来るアイテムであるからであると考えられます。

この曲は本編だともう少し長く、もう少し明確に「呪われた海賊たち」と似通ったメロディが流れる場面があるのですが、そこは収録されなかったのが残念です・・・。

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プロフィール

ジョイス

Author:ジョイス
スターウォーズ、アメコミ、ピクサー作品などのサントラを紹介していきます!
日本でより多くの方にサントラの面白さが伝われば嬉しいです!

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